今月のHCOC一言
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★1月1日(火)〜1月5日(土)
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あけましておめでとうございます!
今年も、HCOC北海道の全メンバーが楽しく仲良く過ごせますように。
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★1月6日(日)
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2001年暮れ・・・。
私は、悪天候による相次ぐ飛行機欠航のため、
実家に戻れない日々を余儀なくされていた。
札幌で一人で年を越すことが決定した大晦日の夜、余りの寂しさにミッチーに電話。
まき「おう、ミッチー、2002年もよろしくな!」
ミッチー「こちらこそ!」
まき「実は俺、まだ札幌にいるんだよねー。明日空いてない?」
ミッチー「明日? 元日? 俺、家庭持ちよ!」
まき「・・・そっかぁ、そりゃそうだよなー。ごめんね、無理言って。」
ミッチー「空いてるけど・・・。」
まき「!?」
かくして、我々二人は、札幌在住のHCOC北海道幹部を総動員して、
元日にコイケさんのチーム復帰祝いを実施するべく、
あちこちに電話を掛けまくる行動に取り掛かったのでした(今考えると迷惑な話だ)。
以下・・・各幹部の反応。
大口さん「もちろん行かいでか!」
石田くん「いいっすよ!」
川本くん「今、登別なんすよー。帰り道寄ります!」
堀江くん「仕事終わったら速攻行くわ!」
山崎さん「あぁー、行きますとも!」
ジュンくん「元日に? マジ? 行くけど・・・。」
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簡単に全員集合・・・。
さて、問題なのは、今回の主役、コイケさんだ。
辛い辛い1年間の免許取●消し期間を終え、やっとチームに復帰してくれたコイケさん。
チームから遠ざかっていた理由が理由だけに、
チームとして公式で復帰祝いをすることははばかれるが、
せめてごく近い人間だけでも、その復帰を祝ってあげたい。
しかし、チームにも迷惑を掛けてしまったと引け目を感じていたコイケさん。
はたしてこの復帰祝いを快く受け止めてくれるだろうか・・・。
律儀な人だけに、気持ちだけでうれしいから、と遠慮してしまうのではなかろうか・・・。
電話をする手にも汗がにじむ。
遠慮なんかせずに、またドーンとチームに飛び込んでこいよ! コイケさん!
【2001年12月31日 PM11:30】
まき「もしもし、コイケさん?」
コイケ「・・・。」
まき「明日、何人か集まるんだけどさ、復帰祝いするから来ない?」
コイケ「ふぁぃ・・・OKでふ・・・zzz」(ガチャッ・・・プーップーッ)
まき「・・・。」
すでに寝ていかたくなに遠慮するコイケさんを何とか説得して、
明日のセッティング完了・・・。
ということで・・・。
2002年元日・・・。
いきなり開催されました、コイケさんのチーム復帰祝い。
1次会カラオケ、2次会お食事という微妙なセッティングで。
コイケさん・・・。
これで今年のツーリングは欠席できませんねぇ・・・。

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★1月7日(月)
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2002年正月。
ひさびさに親父と酒を酌み交わした。
親父「明日は初詣でも行くか!」
まき「おぅ! 行こう行こう!」
明日は、親父が運転する車と、私が運転する車の2台に家族5人が乗り込み、
ちょっとしたプチツーリングだ。
ひさびさの家族そろっての外出。
楽しみだ。
北海道という1年の半分が雪で覆われている土地で車を所有する息子を、
常に心配してくれている我が両親。
その二人に、安全で正しい運転を心がけていることを見せつけて、
安心させてあげるいいチャンスだ。
次の日、前日の飲み過ぎが堪えたのか、
昼前になってもなかなか起き出そうとしない親父。
まき「あのぅ・・・、親父、そろそろ・・・。」
親父「頼む! あと10分! あと10分だけ・・・ムニャムニャ・・・。」
10分後・・・。
まき「あのぅ・・・、親父、そろそろ・・・。」
親父「ばかやろう! 1分早ぇーじゃねーか! ペナルティで5分追加だ!」
まき「ペ・・・ペナルティ・・・。」
5分後・・・。
まき「あのぅ・・・、親父、そろそろ・・・。」
親父「ばかやろう! 5分経ってねーだろ! ペナルティで3分追加だ!」
まき「・・・。」
3分後・・・。
同上。
親父・・・。
行きたくないでしょ・・・。
結局、私とおふくろのプチツーリングになりました。
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★1月8日(火)
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2002年正月。
なつかしい小学校時代の友人とひさびさに酒を酌み交わした。
私の同級生には、床屋さんがとても多い。
現在、理容師または美容師として働いている同級生は、知っている限りでも5人を数える。
彼もその一人だ。
時が経つのも忘れ、現在の状況、夢などを大いに語り合う。
彼はようやく雇われ理容師としての修行時代を終え、
こつこつ貯めた資金を元手に一国一城の主になったそうだ。
おめでとう! 友よ!
技術だけではお客は来ない。
センスだけでもお客は来ない。
持ちうる技術・センスを最大限に発揮して、
お客の要望・ニーズに完璧に応えることが要求されるこの職業。
大変なお仕事だ。
店長兼オーナーともなればなおさらだ。
がんばれ! 友よ!
そんな彼が最近悩んでいるお客の要望・ニーズ。
友人「今日はどういった感じにしましょうか?」
お客「自然な感じで・・・。」
友人「・・・。」
友人( し・・・自然な感じって・・・? )
彼は、そんなお客の要望にも、
マスター「あいよっ!」
とにこやかに応えていた元上司(マスター)を改めて尊敬したらしい・・・。
でもパパイヤ鈴木みたいにしてくれって言われるよりは遥かに簡単だろ。
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★1月9日(水)
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2002年正月。
なつかしい小学校時代の友人とひさびさに酒を酌み交わした。
初恋の人、文子(ふみこ)ちゃん。
私の同級生には、床屋さんがとても多い。
現在、理容師または美容師として働いている同級生は、知っている限りでも5人を数える。
彼女もその一人だ。
ご両親は二人とも床屋さんで、3姉妹の一番上のお姉さん。
当時流行っていた魔法使いサリーちゃん(再)にちょい似のかわいらしい女の子。
自分の頭よりも遥かに大きいバスケットボールを、
一生懸命ゴールネットに投げ込む姿に一目ぼれ。
「好きです」の一言が言えないまま、別々の中学校へ。
そんな彼女の卒業文集。
文子ちゃん「将来は、お父さんやお母さんのような立派な庄屋になりたいです。」
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しょうや【庄屋】 ---旺文社 国語辞典 新版より---
江戸時代、領主から任命されて、代官の下で村の事務を扱った者。
西国における称で、関東では名主(なぬし)といった。
初恋は終わった・・・。
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★1月10日(木)
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さすがに正月気分も抜けてきた。
そりゃそうだ。
新年明けて10日も経っているんだから。
私はそうでもないのだが、比較的日本人は、
お祝い事、特殊な日の前後の切りかえが早いような気がする。
日本で一番しらけた日、それは12月26日ではないですか?
何週間も前から、TVや雑誌はキリスト様のお誕生日を祝うことで大盛り上がり。
まだだっつーのに、ネオンやらツリーやらで街中は溢れ、
いやがおうにもクリスマス気分を高めてくれる。
そしてそれは、ただ前日という意味だけの24日に最高潮を迎える。
ところが26日になると、
あれはいったい何だったんだとばかりに街は一気に静まり返る。
12月26日を「日本で一番しらけた日」として定めたら、
それはそれでまた盛り上がれるんじゃないですかね?
賛成の人、明日ロッテリアへ。
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★1月11日(金)
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今日はHCOC定期ミーティング。
ミーティング久しぶりどころか、車に乗るのも久しぶりだ。
すでにワクワク度も、VTEC入りっぱなしである。
今日もいつも通りちょい遅れで登場かな・・・。
PM8:30、そろそろ頃合だとばかりに車に向かう。
!?
意気揚揚と家を出た私の前に立ちはだかる、
これでもかとばかりに完璧に雪に覆われた白い物体。
このままダンプで集雪場に持っていかれても、
春まで気付かれることはないだろうと思われるその容姿は、
どう見てもひと回り大きめのフロストホワイトのシビックとしか捉えようがない。
当たり前かと今さら気付くも、
雪かきの時間を考慮に入れていなかった自分に、我ながら情けなさを隠せない。
PM9:00、ミーティング開始時間になってもまだせっせと雪を掘り返している私。
そして大口さんからの"遅いよコール"にも「ちょいとヤボ用が・・・」と茶を濁している私。
焦りだけが先走り、強引に雪山を乗り越えようとするも、タイヤは虚しく空回りするばかり。
や・・・やばい・・・このままでは今年度初ミーティングに欠席することになってしまう・・・。
しかもかなりかっこ悪い理由によって・・・。
そんなとき、偶然通りかかった白いSAVER。
車から降りたちょい成田さん似の好青年、
「やれやれ・・・」といった表情の入り交じる優しそうな笑顔を見せ、
いそいそとトランクから牽引ロープを引っ張り出してくれている。
た・・・助けてくれるのか・・・ありがたい・・・。
同じHONDAのエンブレムのその救世主、私にとってはまさに解決SAVERである。
だから好きです、世界のHONDA車。
ロッテ●アに着くと、よほど昨日の一言に賛成の人が多かったのか、
すでになかなかの大賑わい。
まずは決めなきゃならない重要事項を片付け、後は楽しいフリートーク。
さすがにここは車のチーム。
フリートークと言っても、やはり車の話題が中心だ。
HCOC北海道設立後、3年もの間いろいろ勉強させてもらってきた私。
もはやオイルはここに入れろとウォッシャータンクを指差されても信じません。
ZCエンジンについて、VTECコントローラについてなど、
サクサクと軽快に話題に付いていきます。
まき「わっはっは!!」
メンバー「はっはっは!!」
まき「ところでデスビってさ、ほれ、あの自転車で言うところのダイナモみたいなやつ・・・」
メンバー「・・・。」
まき「?」
メンバー「・・・そ・・・それオルタネーターじゃない?」
まき「・・・。」
今日はここらへんが潮時のようだ。
かなり充実したミーティングを終え、帰り際、晩飯を買うため、ローソンに立ち寄る。
雑誌コーナーで立ち読みをしていた若者、
私の顔を見て一瞬ハッとするなり、一目散にレジで会計をしていた友達の所へ。
若者「びっくりしたぁ!!」
まき「??」
周りの反応をいかにも気にしなさそうな20歳前後の若者の大きな声が、
店中に響き渡る。
若者「あれドリカムじゃね!? キーボード! キーボードのやつ!」
明らかに私の事だ。
確かに始めて出会う人の7割くらいにはドリカムに似てるって言われるが、
そんなデカい声で言わんでも・・・。
しかもキーボードではなく、ベースだろ。
店員を含め、店内にいた5、6人のお客さん達の視線が痛い。
赤面しながらレジを済ませ、外に出て車に乗り込もうとするまで、
延々と私をチラチラ見続け、
挙句の果てに私のシビックの後を付けて来ようとする二人の若者。
似てるねトークには大分慣れた私ではあったが、
ここまで信じきられたのはさすがに初めてだ。
違うって! 大丈夫だって!
ドリカムは町外れのローソンで晩飯を塩カルビにしようか照り焼にしようか迷ったりしねって!
変わりぎわの信号で彼らをまいた私、
家に着くなりホッと一息ついて、早速今日の一言に取り掛かる。
待てよ・・・明日何時起きだっけ・・・?
明日はHCOC北海道道東支部の新年会だ。
星支部長の強烈なカリスマにより、
どうやら道東支部メンバーが全員釧路に集合するらしい。
さすがにこれは行かなくてはならない、たとえ呼ばれてなかったとしてもだ!
寝ろっ! 寝ろ、俺っ!
明日何時間運転すると思ってるんだ!
ミーティングで、
「今の俺の一日のエネルギーの80%はHCOC一言に注がれている」
なんてのたまってる場合じゃねーだろ!
・・・でも・・・でもまだ書きたいことが・・・。
というわけで、今日のHCOC一言は70%のエネルギーでってことで・・・。
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★1月12日(土)
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道東新年会
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それは、HCOC忘年会での星道東支部長のこの一言から始まりました。
ほし「道東支部でもこんな楽しい忘年会がしたい・・・。」
道東忘年会を企画するには少し急すぎるということで、
星支部長、次の日から道東新年会の企画に入ります。
そして本日、とうとう実現されました。
道東新年会
参加者は、
星支部長、(●^o^●)さん、小川さん、ヨナイさん、大沼さん、皆方さん、まことくん。
つーか、道東支部全員です。
本部からは、呼ばれなくても行くつもりだった、私と大口さんです。
私以外にHCOC忘年会と道東新年会の両方に出席された方々・・・。
あんた達、行動力ありすぎっ!!
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★1月13日(日)
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道東新年会
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-----まずは(第1話)1月12日(土)の一言を-----
ホテルのチェックアウト時間であるAM10:00に星支部長にたたき起こされた私。
同じホテルに泊まっていた星支部長、(●^o^●)さん、大沼さん、大口さんの
「やっぱりかよ!」
という視線に耐える一日がスタートです。
朝食、昼食を兼ねた食事を取ろうということになった我々一行、
星支部長の粋な計らいで、お勧めのお蕎麦屋さんに向かいます。

食事が終わった後、楽しかった道東新年会も、名残惜しいけどここで総解散。
みんな、それぞれの帰路に着きます。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
See You Again! 道東支部のみなさん!
・・・と思いきや、急に厚岸のカキが食いたくなった私、
人より多めの睡眠を取ったのをいいことに、
星支部長の迷惑もかえりみず、ヒョコヒョコと厚岸まで付いていきます。
厚岸まで約1時間、2台でプチツーリングを楽しんだ後、
やさしく厚岸の街を案内してくれた星支部長。
日曜日ということで、市場も直売店もお休みだったことに気付いたのは、
星支部長お勧めのお店を方々歩き回った後でした。
さすがに「星くんの家で寝かせてくれ」という言葉を出すわけにもいかず、
最後に厚岸の街をバックに写真を取ってもらって帰路に着きます。
星くん、最後の最後まで本当にありがとう!!
さてさて、厚岸から一路札幌に向かって走り出した私、案の定、帯広辺りで力尽きます。
帯広とはいえ、「(●^o^●)さんの家で寝かせてくれ」なんてもっと言えません。
よろよろになりながら、今日の宿探しです。
帯広の駅前をふらつくこと30分。
見つけました、パコ帯広。
なにを隠そう、昨日泊まったホテルもパコ釧路。
あると思ったんだよ、どこにでもさ。
大好きです、パコグループ。
パコ帯広のフロントで、朝、パコ釧路のフロントで貰った割引券を颯爽と取り出します。
それにしてもこの割引券・・・。
パコ釧路「次回お越しの際にお使いください!」
まさか次の日使うとは思わなんだ・・・。
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★1月14日(月)
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道東新年会
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-----まずは(第1話)1月12日(土)の一言を-----
-----まずは(第2話)1月13日(日)の一言を-----
チェックアウト時間であるAM10:00にパコ帯広のフロントにたたき起こされた私。
初めて帯広で向かえる朝のスタートです。
このまま札幌に帰るだけの一日はもったいないと感じた私は、
せっかく帯広まで来ているのだからと、今日一日の計画を立て始めます。
ん・・・?
たしか、然別湖(しかりべつこ)でわかさぎ釣りが出来るとかどっかに書いてあったな。
そうと決まれば話は早い。
身をひるがえし、一路、然別湖へGOです。
そう言えば然別湖は、去年の夏の、道東支部発足記念ツーリングのときに、
(●^o^●)さんの案内で連れていってもらったっけ・・・。
そんなに昔の話じゃないけど、なつかしいなぁ。
あの透き通ったきれいな湖は、今はもう一面氷のはずです。
一人で行くのは寂しいけど、かなり楽しみです。
予想以上に雪の少なかった道東方面とはいえ、
然別湖に向かうルートは完璧なアイスバーンです。
誰もいないアイスバーンを、ツルツル車体を滑らせながら、なんとかなんとか到着です。
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わかさぎどころか・・・
ひとっこ一人いません
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一面凍った湖の上には、2月辺りに氷上イベントでもあるのかどうか、
作りかけの氷のかまくらが虚しく佇んでいるだけでした。
いったい俺は何しに来たんだろう・・・。
そう思いつつ帰路に着こうと思った瞬間・・・。

温かく迎えてくれた唯一の哺乳類の登場に、
「やっぱり来た甲斐アリ!」
の大満足でした!
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★1月15日(火)
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明日からですね。
ちょっとしたHCOC北海道秘話スタートです。
ミッチーと出会うまでなので、かなり初期です。
お時間のご都合がよろしければ、ぜひお付き合いください。
石田くんの「making of hcoc」や山崎さんの「HCOC日記」が、
うらやましくて仕方ないのがみえみえかも知れませんが。
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