HCOC一言  
    

2002年9月



今月のHCOC一言


9月1日(日)9月6日(金)


今日から9月、もう夏も終わりだ。


テレビでは、すでにスタッドレスタイヤや冬物コートのCMがばんばん流れ始めている。





さすがにスキー用品のCMまではまだ流れていないし、

いくら北海道とはいえ、

消費者達もそこまで考えるほど冬を意識してはいないのかもしれないが、

本日私、気が早いことに、

来年度の「HCOCスキー&スノボー合宿」目指して、

夕方過ぎに、近くにある某スキーショップまで様子を見に行ってきた。





広すぎるくらいの店内には、ウェアやボードが所狭しと並べられ、

否応なく訪れるであろう雪の季節を思い出させてくれる。



新調しようと思っていた手袋を選ぼうと、

二十歳くらいのちょっと舌ッ足らずな可愛らしい女性店員に案内され、

壁一面に手袋が並ぶコーナーの一角へと足を向ける。















  女性店員「ここら辺が今年のニューモデルですねー。」

  女性店員「中が二重構造になっていて暖かいですよ。」



  女性店員「よろしければ履いてみますか?



  まきえッ、いいんスか!?


























じゃあ遠慮なく










  女性店員!?















北海道に住み始めて約4年、

まだまだ馴染めきれていない北海道弁は数多く存在するが、


この「手袋を履(は)く」という独特の表現は、

それらの中でも今だにトップクラスを独走中だ。


9月7日(土)


今日は楽しみにしていたとある本の発売日。


早めの昼食を取るやいなや、車を走らせ、

札幌で最も豊富な在庫を誇る(と思われる)、「コーチャンフォー美しが丘店」へ。





大学時代にとても仲が良かった後輩が、

プロとして初めて長編小説を出版したのである。





在学中から数々の短編を書き上げ、ジャンプ小説大賞に入選するなど、

当時からその才能を如何なく発揮していた彼とは、

同じお笑い系サークルの先輩・後輩として共に活動することを通して、

ネタやシナリオを書くことの楽しさやお笑いの深さなどについて、

鍋を囲みながら夜が明けるまでいつまでも語り合っていたものである。



そんな彼が初めてプロとして長編を出したとあって、

私はコーチャンフォーに向かうR36を、

いつもより強めにアクセルを踏まずにはいられなかった。











「ガレージ」
大崎 知仁(おおさき ともひと)

[小学館文庫] ISBN:4-09-410015-6










夢に一歩近づいた彼に、

今日はこれを読みながら安ワインで一人で乾杯である。


おめでとう、そしてこれからも頑張れ! 後輩よ!















to 後輩


その前にちょっと洗車してくる。


9月8日(日)



『安倍さん著』


ダーリン(EF-2 35XT)を事故で失ってから一ヶ月。


ついに、新しい車がやってきた。

EG-9 SiR(FERIO)である。



既にお気づきの方もいるかもしれないが、

EG-9は9割方、弟(ケンボウ)の趣味である。

私が新しい車を探していると知るやいなや、

学校帰りに中古車誌を購入し、EG-9を見つけては販売店に電話をして、

私が週末実家に帰る頃には、既に見積りが届いていたほどだ。


私もできればCIVICかCR−Xに乗りたかったので、

素直に弟の好意に甘えさせていただくことにした。


車検仕上げということで納車までにはしばらくかかり、

その間は妹のファミリアを拝借。

マツダ&オートマに違和感を覚えつつ、

CIVICの納車を今か今かと待ちわびる。





そして、納車の日。

車屋さんから職場に電話が。



  安倍「あっ、今日何時頃になります?」

  車屋さん「その件なんですが・・・。」

  安倍「・・・?」



どうやら私のアパートに納車されるはずだったEG-9を、

父と弟が勝手に実家まで持って帰ったらしい。

「納車されたらココとココに行こう!」という私の計画は無惨にも崩れ去ってしまったのだ。





とにかく急いで実家に戻る。

実家では父と弟が、「さも楽しいドライブを楽しんできました」といった表情で、

にこやかに夕食などを食べていた。

しかし・・・弟は分かるが、アンチHONDAだった父の表情は一体どういうことなのか?

ダーリンには散々ケチをつけていた、自称車好きの父親が、なぜか笑顔である。



  「あの車はHONDAにしてはクラッチも楽だし、トルクもあるし、いいねえ!」

  「さっき聞いたけど、170馬力ってほんとか?」

  安倍「・・・。」


  「それに、グレードも高いやつなんだろ?」

  「あの、トランク下に書いてある・・・。」

  「・・・サー?」



私と弟が「SiR」の事だと気付くのには小一時間ほど要した。


9月9日(月)9月12日(木)


髪も伸びてきたってことで、

札幌に転勤してきて以来、いつもお世話になっている近くの床屋さんへ。





去年やっと自分の店を手に入れたという店長の髪切さん(仮名、男性)。

私と同じ年の割にはちょっとナヨナヨしているが、

髪の毛のケアにかけては天下一品である。










  まき「今日はちょっと短めに。」

  髪切はぁーい!





チョキチョキ・・・。





  髪切「どうなの、最近? 車のチームの方は。今月もツーリング?」

  まき「いや、今月はサーキット行くんだよね。週末に。」


  髪切「サーキット?」

  まき「そう十勝の。更別(さらべつ)にあるTIS。知ってる?」


  髪切「知らないなぁ。何しに?」

  まき「何しにって走りに行くんだよ。」


  髪切「へぇー。でもいつも走ってるじゃん。ツーリングで。」

  まき「違うんだよ、走るの意味が。今回はタイムを競い合って走るんだよ。」

  髪切「ふぅーん・・・。」










この髪切さん、車に興味がないだけでなく、免許さえ持っていない。

そんな人にツーリングの楽しさを伝えるだけでも大変だったのに、

安くはない金を出してサーキットを走り、

1秒を削るために車の限界に挑戦する意味を分かってもらうというのは、

ハッキリ言って不可能に近い。










  髪切「ツーリングは楽しそうだけどねぇ・・・。」

  まき「・・・。」















!?














  まき「髪切さん、歌うの好きだよなぁ。」

  髪切「うん、大好き。」



  まき「髪切さんがさ、武道館貸しきってカラオケするようなもんだよ。」

  髪切ステキ!!















この説明では十勝同好会から苦情が来そうだが、

彼を納得させるには十分の説得力があったようだ。


9月13日(金)


今日はHCOC定期ミーティング。





まぁいつもそうであるが、今日もいろいろあった。







  いつも通りPM9:00ちょい過ぎに到着し、

  車のドアを開けるやいなや、

  久々に私の腰は砕け散った。



    まこと「どーもぉ!」

    まき!?



  釧路からツーリング皆勤を目指すとのたまうこの男、

  どうやらその意気込みはウソではなさそうである。














  店内では、明日の十勝同好会主催『TIS走行会』に備えて、

  大口さんジュンくんと最終打ち合わせ。

  楽しく安全に、そして一秒でもラップを削れるようにと、

  三人ともみな真剣である。



    ジュン「そうそう、まきさん、ちょっと話それますが。」

    まき「ん、何?」


    ジュン「僕、バンパー換えたんですよ。」

    まき「へぇー、明日の走行はそれで大丈夫かい?」


    ジュン「えぇ、大丈夫ッス。それにね、すごいんですよ。」

    まき「何がよ。」



    ジュン「タイラップだけで取り付けてあるんスよ。ネジ一本も使ってないッス。















  お前は宮大工(みやだいく)か!














  程なく、EG−8を手放し、

  ステップワゴンに乗り換えた堀江くんが登場。



    まき「おぉー、久しぶり!」

    堀江「まきさん、ごめん。今日からステップなんだ。」


    まき「何言ってんだよ。OBになっちゃうけど、これからもよろしくな。」

    堀江「うん、ありがと。」



  あの設立当初から一緒に走り続け、

  往年のチームリーダーとして私の指示を忠実に実行してきてくれたEG−8は、

  もう二度と見ることが出来ないのである。


  ちょっと悲壮感を拭いきれない私の表情に気が付いたのか、

  堀江くん、あるブツをステップから取り出し、

  にこやかな笑顔と共に嬉しい提案を。



    堀江「まきさん、これ貰ってやってくんね?」

    まき「えッ、いいの!?」





  

  フロントサイドマーカー





    堀江「俺のEG−8はもうないけどさ。」

    まき「うん。」


    堀江まきさんのCIVICの一部として走れるんなら本望だよ。

    まき「うんうん。」


    堀江「形見分けってやつさ。」

    まき「そうか・・・ありがとう、ありがとうな(涙)。」



    堀江「これからもよろしくネ。」















  ちょっとイイ話である。














  解散後には、久々に副会長ミッチーが登場。

  悔しいことにこの男、人・車共に私よりも遥かに人気度が高く、

  到着と同時に周りには大勢の人だかりが。


  そんな彼が、モジモジしながら私に近寄るなり、



    ミッチー「あ・・・あのさ、まきさん。明日TIS行くんだよね。」

    まき「うん、そうだよ。」


    ミッチー「帰ってきたら疲れてるよね・・・。」

    まき「多分な。それがどうした?」


    ミッチー「今さ、嫁と子供が実家帰ってて・・・夜、すっげー暇なんだよね。」

    まき「ふぅーん、そう。」


    ミッチー「明日帰ってきたらさ・・・カ・・・カラオケ行かない?

    まき「えーッ!?」


    ミッチー「い・・・いや、疲れてたらいいんだ、疲れてなかったら・・・でさ。」

    まき「・・・。」



    ミッチー「寂しいんだよね、家ん中。」















  カ・・・カワイイ!





  仕方がない。

  今日のミッチーのあまりの人気ぶりは小憎たらしいが、

  明日は、TIS走行会 → カラオケの強行スケジュール決定である。



    まき「あ、もしもし。明日の夜さ、ミッチーとカラオケ行かない?」

    彼女「うん、行く行く! 何時ごろ?」


    まき「十勝から帰ってきてからだから・・・8時半から9時ってとこかな。」

    彼女「さ・・・30分だけ!?」


    まき「アホゥ、開始時間がじゃ!」

    彼女「びっくりしたぁ、30分じゃミッチーのオンステージで終わりだもんね。」



    彼女「ま、それでもイイけどさ・・・。」















  ここでも小憎たらしい人気ぶりである。






















【ところで、後日談】










   まきさんのCIVICの一部として走れるんなら・・・

   本望・・・だよ・・・





堀江くんから形見分けとしてフロントサイドマーカーをもらったはいいが・・・、


























これって4ドア用じゃね?















『ジイさんの莫大な遺産を手にしてみたらペソだった』


みたいな気分である。


9月14日(土)


今日は十勝同好会主催の「TIS走行会」。


報告はコチラ





十勝同好会と言っても、「いったいソレは何なのだ?」、

という新メンバーの方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないので、

この場を借りて説明させていただきます。

読み飛ばされる覚悟で。





もともとHCOC北海道内同好会は、

公式イベントであるミーティング、ツーリング以外の活動を盛り上げる

ことを目的として設立されました。

もちろん、正式メンバーであれば、参加・不参加は自由です(入会とか退会もないです)。


最初は「つり同好会」が勢いだけで発足しましたが、

車にあまり関係ないのと、とにかく釣れないという理由で、

1回のみの開催で解散してしまったと記憶しています。


それから色々な人達の提案と企画により、

現在の



  ・ スキー&スノボー同好会  (代表:まき)
  ・ 十勝同好会  (代表:おおぐち)
  ・ カート同好会  (代表:ほりえ)
  ・ 洗車同好会  (代表:やまざき)



に落ち着きました。





今まで様々な提案が出されては消えていきましたが、

どんな提案があったかは、

去年の忘年会で飲みすぎたときにすっかり忘れた





今年度は、カート同好会のイベントは残念ながらまだ開催されていませんが、

スキー&スノボー合宿は盛大な一泊イベントだったし、

洗車同好会では「車は洗うのではなく磨くのだ」ということを思い知らされ、

今回の十勝同好会も大成功のうちに幕を閉じました。





これからもメインイベントはもちろんのこと、

同好会活動もどんどん盛り上げていきたいと思っていますので、

こんなんどう?

という提案とそれに対する情熱をお持ちの方は、

遠慮なくドシドシ私宛まで残暑見舞いください。


9月15日(日)9月17日(火)


現在、東京の大学に4年生として通う妹からひさびさに電話が。


注:イギリスに留学中のハーレーダビットソン乗りの妹の下の妹。3人兄妹なのです。





  「お兄ちゃん、今年は実家帰ったんだっけ?」

  まき「あぁ、先月の下旬に帰ったよ。おめー、お盆に帰ったんだろ?」

  「そう、思いっきりキショウラッシュに当たっちゃってさぁ。」

  まき「?」










キショウラッシュ? 帰省(きせい)ラッシュのことか?















  「メチャ混みだったよ。」

  まき「・・・。」















妹よ、どうやら就職の内定はまだのようだな。


起床ラッシュはお盆じゃなくて朝の6:30くらいだと思うぞ、お兄ちゃんは。


9月18日(水)9月20日(金)


AVIVA(アビバ)のCMで、合格者一覧の張り紙の前で、

やれば出来るんです!」と喜びの声をあげるガッツ石松


俺は素朴に疑問に思った。















彼は一体、何の試験に受かったのだ!?















単純にパソコン検定なのか、はたまた上級シスアドか?

気になりだすと止まらないもので、

AVIVA(アビバ)のCMが流れるたびに急いで振りかえってみるも、

時すでに遅し、

合格者一覧の張り紙が映し出された映像はすでに消え去った後。





ぬぬ、こうなれば最終手段とばかりに、

新品のビデオカセットを取り出し、

そのCMが間に放映されるであろう番組を、前後30分含めて3倍速で録画。





「こんなビデオの使い方ってアリ?」と疑問に思いつつも、

不敵な笑みを浮かべながら録画されたビデオを巻き戻し、

おもむろに再生ボタンをプッシュ。



同じ行動を2度試みるも、

案の定、残念ながら、どちらにも映っておらず。



き・・・気になる・・・。気になって仕方がない。

挙句の果てに、ココ最近では夢にまで見る始末。

ガッツさん、あんたぁ、一体何の資格取ったってんだい?





このままでは、今俺が死んだら、

間違いなくこの世に一つ未練を残すことになる。

心霊番組で、宜保 愛子(ぎぼ あいこ)がTVの前を指差して、


  ギボ「あそこにビデオを再生する男性の浮遊霊がッ!」


と俺の存在を速攻で見つけてくださるのは目に見えている。















ということで、

誰かこのCMが録画されたビデオ貸してくれ。



このCMのために録画したのか、

たまたまこのCMが何かしらの録画の間に入ってしまったのかは、

もちろん不問だ。


9月21日(土)


たった一人の洗車ミーティング



今日は手元に700円。


PM1:00頃、お腹が空いてきた私は、握り締めた小銭をじっと見つめながら、

昼メシを食うか洗車をするか1時間ほど悩みに悩んだ挙句、

結局、洗車場まで車を走らせることに。



一回くらい昼メシを抜いたところで死にゃぁしないし、

TIS走行会以来一度も車を洗っていなかったので、

実を言うと、昨日の晩からずっと洗車気分だったのだ。










「今日は半日かけてトコトン磨くぞ!」ということで、

いつものイエロー●ットでサクッとシャンプーを済ませた後、

自宅に戻り、車全体の水垢落としに取りかかる。







今日は、山崎さんに頂いたお試し版の水垢落とし剤が大活躍である。










水垢を落とした後はやっぱりWAXでしょってことで、

前回使った残りのWAXを、とりあえずボンネットと天井に塗りまくる。



全体にわたっての水垢落としの疲れが祟ったのか、

天井のWAXを拭き取り終わったくらいで、右腕が腱鞘炎(けんしょうえん)の一歩手前に。

時間もPM6:00、すでに辺りは暗くなりかけており、

もう少ししたら、WAX掛けの出来映えどころか、

拭き取り残しさえ分からなくなってしまうということで、

今日の作業はここで終了。










満足気に自宅に戻り、ニヤニヤしながら一言のAVIVAネタなどを書いているとき、

ちょっとした不安が頭を過(よぎ)る。










アレは本当にWAXだったのか?


























前回の洗車のとき、

かさばるからという理由でビニールラベルをはぎ取ってしまったこのWAX。

なんかこれも水垢落とし剤だったような気がしてきて落ち着かない。



コーティング効果があれば問題はないのかもしれないが、

何の液体なのかさえ確信が持てない今、そんなことを覚えている訳もなく、

思い出そうとすればするほど、

お試し版が残り少なくなってきた

ということで追加購入した水垢落とし剤だったような気がしてならない。



よくよく考えてみれば・・・、
















WAXはちゃんと別にあった










もしこの仮説が正しいとすれば、

「半日かけて水垢落とし→WAX」の予定が、

「半日かけて水垢落とし→トライアゲン」

になってしまう。





AVIVAネタを書く手を止め、悩みに悩むこと約10秒。

私は決意した。



待ってろMY シビックよ。

擦(こす)られ過ぎて今日は一日体がヒリヒリするかもしれないが、

室内清掃など、体に優しい作業をさらに追加した上で、

明日こそ間違いなく、本物のWAXで癒(いや)してあげるからなッ!


(続く・・・)


9月22日(日)


たった一人の洗車ミーティング



-----まずは(第1話)9月21日(土)の一言を-----





今日は手元に2,000円。


昨日よりは遥かにリッチだ。





「今日こそは間違いなくWAXを」ということで、

駐車場に向かい、

ボンネットと天井だけが異常に眩(まばゆ)いMY シビックにキーを差しこむ。


朝っぱらからやる気マンマン、すでに準備も万端だ。









昨日のことは一切忘れて、今日は一からやり直す覚悟。

まずはいつも通りイエロー●ットで軽くシャンプーを済ませた後、

洗車同好会ではもはや定番となっている「粘土掛け」からいざスタート。


昨日2回も水垢落としをしたとは言え(←アレはWAXじゃなかったとほぼ確信した)

ボンネットの上を滑(すべ)らせる粘土には所々ザラつくような抵抗感があり、

やはり洗車はここからやらなきゃダメだなと思い知らされる。





さてさて次は水垢落とし。

先ほども言ったが、私の心の中では「一からやり直す覚悟」。

ちっとも面倒くさいとは思わずに、

ハッチから昨晩洗っておいたスポンジを颯爽(さっそう)と取り出す。


問題なのは水垢落とし剤。

昨日使ったお試し版はすでになくなってしまったし、

WAXとして間違って使ってしまったアレも残り少ないということで、

意を決してソソクサと店内へ。





どれにしようか色々悩んだが、

私も本当の洗車を教えられてから早半年。

そろそろコレを使っても誰も文句は言わないだろうと判断した結果、





















とうとう私もシュアラスターデビュー










何千円もするシュアラスターのWAXを購入するのはさすがに財布が気が引けるが、

水垢落とし剤くらいならミッチー山崎さんも許してくれるハズだ。










さて、ついに念願のシュアラスターを手に入れた私であったが、


ドキドキしながら袋から取り出し、震える手でスポンジに適量を垂らして、

恐る恐るボンネットを擦(こす)り始めたその瞬間、


いきなりそこには、今まで体験したことのなかった感動の嵐がッ!





さすがはKING of WAX!

























めっちゃイイ匂いッ!















私は一瞬、キャバクラの控え室に迷い込んでしまったかのような錯覚に陥った。

ミッチー山崎さんはいつもこんなスウィートな匂いの中で車を磨いていたというのか!

彼らの週に3回洗車をしたくなるという気持ちにも、今なら素直にうなずける。





効果の方はたいして昨日のお試し版と変わらんような気もするが、

それは私自身の感覚・技術のせいで、

やはりシュアラスターはすごいのだと無理やり自分に納得させる。










甘い匂いにとろけながら、

2、3時間ほどかけてじっくり全体の水垢を落とした後は、

お待ちかねのWAX登場。


値段は安いが、間違いなくWAXであるという安心感のある



ドイツNO.1の輝き、SONAX


を使用し、

クリーム色になりかけていた私のCIVICは、

久々に新車のような輝きを取り戻した!
















水垢落とし剤を買ったくらいで駐車場を何時間も占領するのは気が引けるし、

そろそろ暗くなりかけてきたということで、身をひるがえし、自宅に戻り、

細かな傷の補修や、メッキ用コンパウンドでのマフラー磨きなど、

細々(こまごま)した作業にイソイソと取りかかる。


最後にお決まりの儀式としてボンネットの上でタオルをツツツーッと滑(すべ)らせ、

その滑(なめ)らかさに満足気にタバコを一本吹かしたところで、

本日の長かった作業もこれにて全て終了。





仲間がいなかったのがチト寂しかったが、今日の内容とその出来映えには大満足。

あまりの勿体無さに、

今まで倉庫で眠っていた車カバーなんかも被(かぶ)せてみたりするほどである。

オイオイ、次の洗車ミーティングでは、

どちらかというと俺、教える立場に回っちゃったりするんじゃねーのか?





自分で自分を誉めたいくらい色々がんばった2日間であったが、

合計3回の水垢落としを面倒くさがらなかったにも関わらず、

その晩、風呂に入って自分の垢を落とすのだけは異常に面倒くさがった

ことを最後に付け加えて、

「たった一人の洗車ミーティング」報告とさせていただく。


9月23日(月)


来月の誕生日で免許の有効期限が切れるということで、

手稲の運転免許試験場まで更新に行ってきた。





適性検査、諸手続きを済ませ、

後は免許用の写真撮影を残すのみ。





毎回そうなのだが、

カメラの前に座らされてからシャッターが降りるまでって、


  おばはん「はい、座ってッ! はい、撮りますッ!」

  おばはん「次ッ!」


  おばはん「はい、座ってッ! はい、撮りますッ!」

  おばはん「次ッ!」


もうホント、あっという間である。


もっとも、後ろには何十、何百人もの更新手続者が順番を待っているわけで、

時間がないからというのは十分理解しているつもりなのだが、

一度くらいは「チョット失礼!」と手鏡とくしを取り出して、

颯爽(さっそう)と前髪をかき上げる余裕を持たせてくれてもいいのではなかろうか。


このままでは、いつまで経っても俺の免許は

えッ・・・ちょ、ちょっと待って!

みたいな表情のままである。










それにしても、初めて免許を手にしたとき程ではないにせよ、

更新された真新しい免許というのは妙に嬉しい。

面倒くさい諸手続きを終わらせたという解放感もあるのかもしれないが、

実に嬉しい。





さらに今回は・・・、





















大好きな青色にまでしてもらった















帰りの車中は、

それはもうルンルンである(泣)。

















  【追記】


  自信過剰は事故につながるということで、

  「俺は運転がヘタなんだ、だから人一倍気を付けなきゃならないのだ」

  と自分に言い聞かせ、

  常にかもしれない運転を心がけてきたつもりなのですが、

  自己診断テストで出た結果は「自信過剰の傾向アリ」。


  まだまだ未熟だと思いました。

  次回の更新は再びゴールドを目指します。




9月24日(火)9月26日(木)


15インチのタイヤが余っていたので売ってきた。


某中古ショップで。





15分ほどタイヤとホイールを舐めまわすようにチェックした後、

いかにも好青年って感じの店員さんが、


  店員「うーん、どんなに頑張っても6,000円ですね。」

  まき「そこをどうよ、7,000円で。」


  店員「いやいやいや・・・ギリギリっす。」

  まき「間をとって6,500円!」


  店員「いやぁー、勘弁してくださいよぉ、ハハハ。」

  まき「そうですか・・・。」





まぁ元々5,000円くらいと予想していたので、

どちらかというとそれでも御の字だったのだが、

ここで引き下がっては男が廃(すた)るってことで、


  まき「じゃぁさ、エアキャップ持って帰っていい?」

  店員「えッ?」


粘ってみた。



我ながら嫌な客だなとは思ったが、

このアルミ削り出しのエアキャップだけでも、

定価で買うと1,000円そこそこである。







  店員「いやぁー、まいったなぁ。分かりました、OKです。」



辛勝である。










私のシビックを中古ショップに持っていったときに、


  店員「うーん、どんなに頑張っても8,000円ですね。」


なんて言われたときは、

ラジエターキャップくらいは持ち帰って、またもや辛勝したい。


9月27日(金)


今日はHCOC定期ミーティング。


先週の「たった一人の洗車ミーティング」以来、

定期ミーティングまで意地でも車カバーを取らないぞと心に決めていた私。


ピッカピカのまま会場に乗りつけたときには、

その思惑通り、一同の注目を一斉に浴びることに。





  某メンバー「おぉーッ!」

  某メンバー「すっげーッ!」



  一同「すっげーッ塗りムラッ!」





やはり私にはシュアラスターは少し早すぎたようだ。










期待外れの反応にガックリとうな垂れる私に向かって、

洗車のセミプロ2人がさらにたたみ掛ける。



  ミッチー「まきさん、車を大切にしたいならさ、車カバーよりもコマメな洗車だよ。」

  山崎「だねー、そっちの方が現実的だねー。」

  ミッチー「時期によっては変色の心配もあるしさ。」

  山崎「うん、それに傷が付いちゃう可能性もねー。」


  ミッチー「やっぱアレだし・・・。」

  山崎「それにコレだし・・・。」

  ミッチー・山崎「アーでもないコーでもない・・・。」









































根っからなプラス思考で典型的B型の私は、2人の意見を

車カバーが羨ましくてついつい口から出てしまったイヤミ

としてありがたく受け取り、


暗闇の中今日も、

再び、高価な車カバーでやさしく愛車を包み込んだ(泣)


9月28日(土)9月30日(月)



『(●^o^●)さん著』


ひろ☆さんとお好み焼き屋さんに行ってきました。


  ひろ☆「もんじゃ焼きも食べたいな〜。」

  「焼きソバも美味しそう・・・。」


  ひろ☆「じゃあ、お好み焼きを1つずつ頼んでさ。」

  「うんうん。」


  ひろ☆「もんじゃ焼きと焼きソバも頼んで半分ずつ分けようよ〜。」

  「えーッ、そんなに食べれるかなぁ・・・。」


  ひろ☆「大丈夫だって、絶対入る入るッ! それと飲み物は?」

  「じゃあ、ウーロン茶で。」


とのことでオーダーが決まりました。





食べ終わった後は、ひろ☆さんはいつもの様に、


  ひろ☆「デザートは何にする?」


とか言ってくるんだろうなぁ・・・なんて想像しているうちに、

お好み焼きともんじゃ焼きはおいしそうに焼き上がり、

私達はまず、もんじゃ焼きから食べ始めました。





  「あっちぃー! 舌火傷しちゃったよ〜(>_<)。」

  ひろ☆「うぁちちちっ! ぐぁちちちちちちちー!!!! ギャー( ̄□ ̄;)!!





びっくりして顔を上げてみると、ひろ☆さんは悶え苦しんでいて、

な、なんと・・・彼女の大きな胸の谷間にもんじゃ焼きが落っこちてしまい、

覗き込みながら必死に取り出そうとしているではありませんか!


強烈な悲鳴が店内に響き渡り、

私はあまりの突然の事態に愕然としてしまいました・・・。


ひろ☆さんの胸には、鉄板でアツアツに焼けたイカげそが挟まっておりました。


  「だ、だいじょうぶ・・・?」

  ひろ☆「熱い・・・痛いよぉっ(>_<)!」





真っ赤に火傷した谷間はとても痛々しかったのですが・・・。

ごめん、ひろ☆さん

私、どうしても笑いをこらえることができなかったよ・・・(笑)(;^_^A。

ほんと ごめんネm(__)m。


ひろ☆さん

後々あの火傷が水脹れになっちゃったとのことですが、

軟膏でも塗って早く治して下さいね〜。



    
 

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