今月のHCOC一言
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★1月1日(水)〜1月3日(金)
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あけましておめでとうございます!
今年も、HCOC北海道の全メンバーが楽しく仲良く過ごせますように。
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★1月4日(土)
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2003年の正月
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正月は実家に帰省し、
婆(ばぁ)孝行をしたり、友人夫婦と仲良くドンジャラをしたりと、
それなりに楽しい正月を満喫していたわけだが、
なにしろ田舎なもんで、
人と会っている時間以外は、とにかくヒマでしょうがない。
前回帰省したときは、「iアプリ将棋」とかいう文明機器に少なからず助けられたのだが、
勝てないから言うわけではないが、はっきり言って、それも飽きた。
まぁ、ヒマだヒマだとゴロゴロしてばかりいても仕方がないので、
さて何をしようかとアレコレ悩んだ挙句、
お袋の車を借りて、近所のプラモ屋まで車を走らせてみることにした。
コンビニや書店などをウロウロした後、
お昼過ぎにお目当てのプラモ屋に到着。
ガンプラやバイクのプラモに夢中になった"その世代"の私は、
当然のごとく、そのプラモ屋の埃っぽい、けど懐かしい雰囲気にしばし酔いしれた。
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来て良かった
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ひと通り店内を見回した後、
ちょっと奥まったところにあるカープラモコーナーで、
RX−7やGT−Rなどのスポーツカーに紛れて、
こんなイカしたプラモを発見。
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CIVIC EG−4 VTi
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「EG−6 SiRが売り切れでEG−4 VTiだけが在庫アリ」
というのがちょっと不満だったが、とりあえずこれは買うべしッということで、
お尻のポケットから財布を颯爽(さっそう)と取り出し、いそいそと持ち金をチェック。
値段を確認しながらレジまで持っていこうとしたそのとき、
箱の表面のちょっとした違和感に気付き、
ふと、足を止める。
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1.5L DOHC VTEC?
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いつからEG−4 VTiはダブルカムになったのだ?
もしかしてB15Aとかいう新種のエンジンなのか?
さすがプラモ、ここらへんは適当だなぁなんて笑いながらも、
もしかしたら自分が知らなかっただけで、
ホントは欧州あたりで限定生産で作られていたのかもしれないということで、
正月中に失礼とは思いつつも、新年の挨拶がてら、副会長であるミッチーに電話。
まき「おぅ、ミッチー、あけましておめでとう。」
ミッチー「おめでとう、今年もヨロシクね。」
まき「いきなりだけどよ、EG−4でよ、1.5L DOHC VTECってあるか?」
ミッチー「はぁ!? ないよ、そんなの。」
まき「そっかぁ、サンキュー、ではまたッ!」
ミッチー「・・・。」
ひと安心したところで、
本体単品だけではちょいと寂しいってことで、
少しばかり欲を出して、
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下地用のホワイト & 全塗装用のイエロー
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別売ホイール スピードラインコンぺ2 タイプ2108SC
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プラカラーのうすめ液 & ブラシ
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などを購入。
そんなこんなで、家に帰って早速プラモの箱を開け、
このダブルカムのEG−4 VTiをどう改造しようかとアレコレ悩むままに、
テレビのつまらない正月のヒマな夜は、
楽しく、そして充実したものとして、ゆっくりと更けていったのである。
HCOC北海道ホームページの掲示板に、
まき「マフラー買っちゃいましたッ!」
まき「いやぁ、新しいフルエアロ組んじゃったよッ!」
まき「17インチのアルミ、入れちゃいましたッ!」
などとカキコんだときのみんなの反応が今から楽しみである。
もちろん、「それらの全てがプラスチック製である」ということは、
ココだけの秘密である。
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★1月5日(日)
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2003年の正月
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-----まずは(第1話)1月4日(土)の一言を-----
今日は飛行機で札幌に戻る予定の日。
荷物をまとめ、空港まで両親に車で送ってもらい、
出発までの間、空港内の喫茶店で3人で会食を取る。
離陸までもう間もなくというところで席を立ち、搭乗口に向かい、
ありがたいことに見送ってもらいながら、
搭乗口の磁気チェックのゲートを通過する。
ビビィー!
ゲートのブザーがけたたましく鳴り響く。
不安そうに見守る、飛行機をあまり利用したことがない我が両親。
はいはい、分かってますよ。
いつものことだが、どうせまたベルトかブーツがひっかかったんでしょ。
両親に大丈夫だからと手で合図を送り、
「お客様、ちょっとこちらへ」と誘導する女性警備員の指示に素直に従う。
女性警備員「ベルトの周りを触ってもよろしいでしょうか?」
ええ、どうぞ触っちゃってください。
かわいい子だなぁなんてニヤけながら、両手を高く上げ、
女性警備員による下半身のチェックに身を委ねる。
女性警備員「ご協力ありがとうございました、問題ございません。」
ハイ、お疲れさま、では失礼。
再び両親に「それでは」と手で合図をし、
ベルトコンベアーから出てきた手荷物を受け取ろうと手を差し伸べる。
と、ここで突然、
男性警備員「お客様、ちょっと。」
先ほどのかわいらしい女性警備員とはうって変わって、
屈強そうな男性の警備員がその手をビシッと制止する。
男性警備員「申し訳ありませんが、お荷物の中身を拝見してよろしいでしょうか?」
今まで幾度となくベルトなどの磁気反応で二重チェックを受けてきた経験はあるが、
手荷物の二重チェックはこれが初めてである。
ちょっと不安になりながらも、どうせやましいものなど出てくるはずもないとのことで、
言われるがままに、手荷物のチャックを開け、男性警備員に素直に差し出す。
屈強そうな男性警備員の手によってショルダーは無残にもひっくり返され、
デジカメや電気シェーバーなどに紛れて、
使用済みのパンツやシャツが次々と荷台に置き広げられていく。
デジカメ? シェーバー? 一体何がひっかかったのだろうか。
一抹の不安を抱えながらも、
最も気になるのは、4日前にはき古した我がパンツ。
実家で洗濯しなくてもいいようにと十分な量のパンツを用意してきたのだが、
その判断が災いしたか。
実家で洗濯してから持ち帰ればよかった、ウ●コでもついていたらどうしよう。
横を通り過ぎる他の乗客たちの目線を気にしながら、
早く終わらせてくれよとソワソワしつつ待っていると、
パンツの異臭に鼻をつまみながらも、
首を獲ったりとばかりに誇らしげな顔を浮かべた男性警備員が突然、
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お客様、こちらのご利用目的は!?
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と詰問する。
そ、それは・・・。
まき「それはあのー、プラモデルの塗装に・・・テヘヘ・・・。」
男性警備員「機内には持ち込めません!」
まき「!?」
確かによく考えてみれば、缶スプレー系は
・持ち込みをあきらめる
・別荷物として預かってもらう
しか方法がないというのは理解できる。
しかし、今や離陸の時間もかなり迫っている。
別荷物として預かってもらうための手続きの時間があるかどうかも疑わしい。
このままでは、CIVICのプラモを黄色に全塗装するという計画は頓挫(とんざ)してしまう。
どうしようか・・・。
私は意を決して、
未だ不安そうに私を見守り続ける両親の元に駆け寄った。
親父「どうした、何かあったのか?」
まき「実は・・・。」
離陸時間もギリギリとなり、人もまばらになりかけた搭乗口の片隅には、
プラモの全塗装をとるか、飛行機への搭乗をとるか
で迷うバカ息子を一喝する、実に常識的な親父の姿があった。
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★1月6日(月)〜1月10日(金)
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2003年の正月
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-----まずは(第1話)1月4日(土)の一言を-----
-----まずは(第2話)1月5日(日)の一言を-----
札幌に戻ってきてからはや数日。
だいぶ正月気分も抜けてきた。
空港で強固に持ち込みを止められた缶スプレーも、
別荷物として預かってもらうことで何とか共に札幌入りすることが出来てひと安心。
さて、そろそろプラモ製作に取り掛かろうかと箱を開けようとしたそのとき、
手元に置いてあった携帯から、見知らぬ番号と共にいつもの着信音が。
ピンポロポッポッポー!
まき「はい?」
見知らぬ女性「あのー、まきさんでしょうか?」
まき「そ、そうですけど・・・。」
見知らぬ女性「あたし、A子の妹のB子です。」
まき「えぇー、B子ちゃん!?」
小学校の同級生であり、初恋の相手でもあったA子ちゃんの妹、B子ちゃんである。
B子「覚えてますか?」
まき「当ったり前でしょ。いやぁ、久しぶりだねー、何年ぶり?」
B子「ホント、お久しぶりですぅ。」
とうの昔に結婚してしまったとはいえ、
未だにかわいらしさを保ち続ける初恋の相手A子ちゃんの妹さんということで、
胸も踊り、心なしかテンションも高い。
正直、妹さんであるB子ちゃんも、言葉は古いがかなりマブいのだ。
それにしても、A子ちゃんが電話をくれるならまだ分かるが、
お互いに話をするのは十何年ぶりかとも思われるB子ちゃんが何故私に?
まさかA子ちゃんの身に何か?
嬉しさと共に多少の不安も頭をよぎる。
まき「で・・・どうしたの、突然?」
B子「実はですね・・・。」
まき「う・・・うん。」
B子「缶スプレーは飛行機に持ち込めませんよッ!」
まき「!?」
な・・・なぜそれを・・・? ときたもんだ。
その事実は我が両親しか知らないハズなのに、
いくらネットワークが発達したこの世の中とはいえ、
一体全体どう巡り巡ればその情報がB子ちゃんの耳に届くのだ!?
まさかうちのお袋、
行く先々で息子の醜態をさらけ出して回ったとでも言うのか!?
B子「まきさん、空港でボディチェックした相手のこと覚えてます?」
あぁ、覚えてるさ、
俺のベルトやポケットを念入りに調べてたあのかわいらしい女性警備員だろ?
B子「フフフ・・・それ、あたしです。」
まき「えぇー!!」
聞くところによると、
私がゲートを通ったときから見たことある奴だなとは思っていたらしいのだが、
十何年も経っているため自信がなく、声を掛けるのをためらっていたとか。
ボディチェックだけでなく、缶スプレーを別荷物にする手続きも彼女がしてくれたそうで、
その書類に書かれた私のサインを見て、やはりそうかと確信したそうな。
B子「プラモデル、もう作りました?」
まき「いや、まだ・・・。」
B子「ブッ・・・ププッ・・・まきさんったら、荷台にパンツばらまかれて・・・ブププッ・・・。」
まき「ハ・・・ハハ・・・。」
B子「チェック中もなぁーんかすごいビビッてませんでしたぁ!?」
まき「・・・。」
異臭を放つパンツをさらけ出してまでも、
缶スプレーを持ち込みたいと強く主張し続けたその恥ずかしさからか、
はたまた、
地元ではエリート好青年として通っていたというそのプライドからか・・・。
サインじゃなくて
下半身のボディチェックで俺だと気付いて欲しかったよ
今ではすっかり慣れたそんなエロオヤジトークも、
このときばかりは彼女の気を引くほどの異彩を放つものではなかったと、
後に俺は語る。
「2003年の正月」 完
注:「プラモデルと缶スプレーでネタ引っ張りすぎッ!」という掲示板へのカキコミは即削除
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★1月11日(土)〜1月12日(日)
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今日はHCOC北海道道東支部の新年会。
2代目道東支部長である(●^o^●)さんの号令で、
支部メンバーが続々と帯広に集結。
昨年同様、今回も道東支部の勢いを強烈に感じさせられた一日でした。
詳しい報告はコチラ
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★1月13日(月)〜1月17日(金)
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道東新年会から帰ってきてからというもの、
どうも左腕の筋(すじ)が痛くて、シフトチェンジがままならない。
なぜ左腕の筋(すじ)が痛いかってーと、
道東新年会の4次会からホテルまでの帰り道、
雪道でコケて、もろに左腕から落ちたかららしいのだ(俺にはそんな記憶はないが)。
毎年毎年、今年こそはコケてなるものかと誓って雪道に挑むのだが、
甘く見るなかれ、札幌の雪道、
どう気を付けても、1年に1回は必ず滑ってコケてしまうのだ。
昨年までは滑ってコケても笑って済ませられる程度のものであったが、
もう二度と今回のような痛い思いはしたくないということで、
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着脱かんたん「スベリ止め」
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を買った。
道内にお住まいの方々なら、
コンビニ等でよく見かけるのですでにご存知かもしれないが、
念のために使い方を説明させていただくと、
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こんな感じでクツにはめるんです
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彼女「おいおい、観光客じゃないんだから。」
とバカにされようが、
クリスマスプレゼントとして彼女にもらった
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雪かき用ブーツ
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と併用なんかしてしまった日にゃぁ、
俺にとっては、もはや「怖い道」など無いに等しい。
注:「心霊スポット! 廃墟と化した○市の旧国道!」とかは怖いの意味が違うので今回は除外します
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★1月18日(土)〜1月25日(土)
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根っからのB型なせいか、
めったなことでは悩まない性格の私ではあるが、
ココ最近、ちょっとした悩み事に苛(さいな)まされている。
生まれて初めてイボ痔になったのだ。
尻を拭(ぬぐ)うときにチクリとした痛みを感じたため、
風呂に入って優しく洗いながら調べてみると、
なんと穴の真横に、小さなイボのようなデキモノが出来ていたのである。
なにしろ初体験であったため、
これが本当にイボ痔と呼ぶべきものなのかどうかは分からないが、
ハッキリ言って、俺には「イボ痔」以外の呼び名は到底思いつかない。
病院に行くべきかどうかでかなり迷ったが、
何よりもまず"穴まわり"を清潔に保ち続けることが大事だと思った私は、
便所に入った後はすぐさま風呂に入る癖をつけることを決断。
いま私、一日5回は風呂入ってます。
まき「実はかくかくしかじかでさぁ・・・。」
地元の友人「あ、そう。」
まき「やっぱ病院に行くべきかなぁ・・・。」
地元の友人「なぁに言ってんだよ、そんなにビビんなよ。」
地元の友人「日本人の4人に1人は何らかの痔で悩んでるって話だぜ。」
俺もその1/4を構成する一人だと豪語する友人も、
私のことを気遣って励ましの意味を込めて言ってくれたのかもしれないが、
ハッキリ言って、全然心強くない。
地元の友人「ったく、ケツの穴のちいせぇ奴だなぁ。」
そのケツの穴が今やばいのだ。
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★1月26日(日)
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今日は第5回洗車ミーティング。
ジュン「まきさん、まきさん。」
まき「あん?」
ジュン「実はさ、水温計余ってるんだけど、買わない?」
まき「いらねーよ、うち、熱帯魚飼ってねーもん。」
ジュン「ダイジョーブ、お風呂の湯加減とかにも・・・ってオイ!」
そんなこんなで今年も始まった洗車ミーティングでしたが、
報告は、洗車同好会代表である山崎さんのホームページで。
こちら
山崎「冬だからこそ、洗車ミーティング、毎月やりますよ!」
有言実行ですね。
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★1月27日(月)〜1月31日(金)
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ここ最近、ドカ雪が続き、毎朝の雪かきにもひと苦労であるが、
ところで、
ドカ雪って、ドカッと降る雪という解釈で合ってますか?
小さい頃、親父に、
まき「パパ、ソロホームランって何?」
親父「ん? んーっと、あれだ、ソローッと入るホームランのことだ、確か。」
まき「へぇー、そっかぁ。」
とウソこかれた苦い思い出があるので、不安だ。
まき「パパ、山本浩二が満塁ソロホームラン打ったよ!」
親父「そ・・・そうね。」
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